平成最後のとんどさん。
2019年1月13日、町内で平成最後のとんどさんが行われました。
(釣りブログですが釣りに行けてないもので・・・ 汗)
私町内の若い者会に入っております。(俺今年38歳、上は還暦を迎える方あり。俺が一番若いのです。最早若い者はいない 笑)
そもそもとんどさんとは? 何故行う必要があるのか??
ふと疑問に思ったので調べてみました。(ネットで。)
とんどさんとは。
そもそも論。
とんどさんって何? ってお話です。
実は「とんどさん」と呼ぶのは山陰地方であって、他の地方では「とんど祭り」、「どんど祭り」、「どんど焼き」、「左義長(さぎちょう)」と呼ばれる、火祭りらしいです。しかも出雲地方の風習からの発祥らしい。子供の祭りとされているみたいです。
その年のお正月にお迎えした神様を炎と一緒に見送るという意味があり、その時に注連縄や破魔矢、字の上達を祈願して書き初めや筆を燃やす行事とされています。
1月15日の小正月に行われる行事とされています。
地方によっては達磨を焼いたり、多少の違いはあるみたいです。
では出雲地方(特に私が住んでるところ)は、というと、最近は暦上、1月15日が必ず祝日となっている事はないので成人の日にかかる連休の日曜日に行っています。
たぶん平日はお仕事の方が多く、とんどさんに出掛けられる方も少なくなるだろう、というところからです。準備する人も必要ですし。
んで我々は笹狩りから準備します。
真ん中にたてる太い孟宗竹を1本用意し、後は少し細めの笹を狩りまくります!
軽トラに乗せれるだけ乗せて、これを3台分用意します!
この日は天気が良かったですが、大雪の日でかなり積もった状態でも笹狩りした事もありました。自治会長がやるって言うんだもん・・・ 涙
8人にで小一時間狩りまくり、田んぼまで移動します。
組み立てです。
これが一瞬で燃えてしまいます。
お正月に飾った門松、注連縄、去年飾った破魔矢、書き初めなどを笹と一緒に燃やします。
以下、燃える様子です。
すぐに竹を縛ってある藁紐が燃えてしまうので竹がバラバラと散乱していきます。
すぐに灰になります。
でも下が田んぼなので燃え残しがないように、火の後始末もあり、しばらくは見届けます。
うちの地方だけかもしれませんが・・・
ここでまだ熱い灰を使って餅を焼く風習があります。
とんどさんで焼いた灰で餅を焼き、その灰がついた餅を食べる事で風邪をひかなくなると言われています。
スルメなども焼いて食べます。
お酒など呑みながら、談笑しながら、子供達はお菓子をもらい走り回ってます。
この光景があるから(めんどくさい)笹狩りもやっていけてるのかもしれません。
それから我々の楽しみはもう一つあります!
それは直会 笑
この日は少しやりすぎました 笑
事実次の日になっても酒が抜けず、二日酔い状態です。
釣りに行こうかな、って思ってたんですが・・・ 笑
まぁ、実際は領収書をきったり後片付けしたりと色々ありましたけど。
でもこういう場があるからこそ町内での横のつながりとか普段顔を合わせない方との交流が出来るので悪い事ばかりでもないです。
事実こういった役をしていて大量のタックルを頂いた事もありました!
もうほんとに、大量です。
その方には他の事でも大変お世話になっております。
もう頭が上がりません。ほんとに。
以上がとんどさんのお話。
出雲地方バージョンです。